社内DXは具体的に何をすればよいか?
「業務/製造プロセスの電子化」を行う上で自身の課、部、事業部の業務をすべて棚卸しし、手作業でやっている部分はどこか?を洗い出しその中から自動化できる部分を自動化する。それを繰り返すことで社内DX化を進めます。
が・・・そんなことやるのは予算がついてからで十分で、まずは普段自分の見える範囲での手作業を自動化してみるのが良いと思います。
このブログでは、まずはその一歩目に着目して書いていきます。
で、まず見つけるべき手作業は以下2つだと思います。
①Aのファイルの内容をBのファイルに転記
②ある複数のデータを1つのファイルに集計
今時こんなのを手作業で?と思っている方も多いかと思います。
でも、今でもこんなのを手作業でやっているのです。
具体的に言うと
①Aのファイルの内容をBのファイルに転記
こちらはよくある例ですが、複数の会社から別々のフォーマットで来た情報を自社の管理データベースに合わせたフォーマットで入れる場合(リスト化等)が多いです
こういった作業をスタッフにやらせている場合は、DX化することで他の仕事を割り当てる、もしくは人員削減が可能となります。
②ある複数のデータを1つのファイルに集計
これはどんな企業でも大体やっていると思います。
そう、報告書や会議資料です。
各課のデータを取りまとめて集計し、会議資料を作成して報告する。
本当なら会議資料が作りやすいように、各課にフォーマットに合わせて提出してもらえれば
こんなことはしなくてもよいのですが、各課の都合や文化もありますし、もちろんそんな調整は稼働が膨大にかかります。
そんなときにDXです。
各課別々の報告フォーマットで作られたデータから1つの報告資料を作成する。
それを毎回VLOOKUP使って、ピポッドテーブルで集計して、グラフを作る。
ここを自動化するだけで、DXです。
あなたがこの稼働を減らしただけでは、ただ楽になるだけです。
ただ、ここで考え方を変えると
より多くの時間を分析に充てることができるので、より高いレベルの仕事ができる
月次報告等、限られた時間の中で進めなければならない業務のわりに高い精度を求められるため、より早くデータをまとめ、より多くの時間を分析に充てられることでより質の高い仕事が実現します。
また人事異動等であなたがいなくなっても、資料作成までの時間は変わらないので後任は分析に重点を置けるメリットもあります。
こちらは少し稼働削減とはそれますが、社内DXの大きな利点だと思います。
このように、社内DXを進め今まで手作業でやっていた部分を自動化していくことで、人員削減や質の高い仕事を実現し、スリムかつ筋肉質な会社へと変化していくことを求められています。
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